定年退職後の日々の暮らし

いつか行ってみたかった場所、いつかやってみたかったこと。その「いつか」が「いま」となり、実行に移す日々を綴ったもの。

2025年1月 真冬の北海道 ②(旭川から稚内)

2日目の朝は、ホテル JRイン旭川の近くのコメダ珈琲で、モーニングセットとミニサラダの朝食を 。


旭川 9:00発の特急宗谷に乗って、最北端の稚内にはお昼の 12:42 に到着予定です。特急宗谷の始発は札幌駅 7:30なので、乗客の中には 5時間以上も乗ってきて、また同じ車両で折り返す、通称ワッカナイタッチの鉄オタさんも多いのですが、私は最北端で1泊します。

車内には外国人も多く、雪景色を楽しんでいました。道中、エゾ鹿は頻繁に登場しましたが、鹿も列車も双方動きが速いので、撮れたのはこの 1枚。


稚内ではいつもサフィール稚内(6,400円)に泊まります。ここは、以前は全日空ホテルだったそうで、洗練されたホテルです。大浴場はありませんが、チェックインの時間が 13:00からなので、午前中の特急で到着後すぐにお部屋に入れるのが嬉しいです。今回は稚内港から宗谷岬方面が見渡せる海側のお部屋でした。

チェックインを済ませたら、さっそく雪道をとぼとぼと10分程歩いて、稚内漁港に隣接するうろこ亭に行ってみました。今夜のディナーに備えて軽く、本マグロのミニ丼1,500円(税込)とコーヒー(無料)で遅めのランチです。

帰り道に立ち寄った稚内港は、海面が凍っていました。私が投げた雪玉も、白い点として氷の上に乗ったまま。


(JR稚内駅:上)


この日の夕食は、駅の近くのステーキハウス VINで、宗谷牛ステーキコース(スープ、サラダ、グラスワイン付)8,800円。ミシュランの★を取ったこともあるレストランで、素材の良さはもちろんのこと、焼き加減が抜群ですから、ここが遙々稚内までやって来る理由のひとつになっています。

外国人で貸切になる夜もあるそうですが、このときのお客は私ひとり。もっと遅い時間に入店された方がいらしたかもしれませんが、静かにディナーを頂きました。


(つづく)