定年退職後の日々の暮らし

いつか行ってみたかった場所、いつかやってみたかったこと。その「いつか」が「いま」となり、実行に移す日々を綴ったもの。

2025年1月 真冬の北海道 ④(網走から釧路へ)

4日目の今日は、釧網本線で網走から釧路まで。
国立公園 釧路湿原を突っ切って走る路線なので、年間を通して人気です。何より今だったらおそらく、こんな湿地帯の真ん中に線路は引かないでしょう。古き良き時代の貴重な鉄路です。


網走の町も楽しみたかったのですが、釧網本線は本数が少なく、10:24の次は 15:10になります。北国は陽が落ちるのも早いですから、車窓からの景色を楽しむには 10:24 の便に乗らなければ…。知床斜里駅まで 50分程度は、オホーツク海を左に見ながら進みます。


途中の北浜駅では多くの乗客が降りて、駅舎や構内食堂、展望台からの海の景色を楽しんで、反対方面の列車で網走に戻ります。私も以前、展望台から流氷を眺めたり、食堂に入ったことがあります。駅舎内の、旅人が貼った名刺や何やらも見所です。


釧路湿原に近づくにつれて、雪がだんだん激しくなり風吹になりました。湿原にはタンチョウ鶴の姿も見られましたが、写真はまるでモノクロフィルムのよう(普通にカラー撮影です)。途中の釧路湿原駅で降りて、湿原が一望できる細岡展望台とビジターセンターに立ち寄る予定でしたが、変更して、まっすぐ終点の釧路駅に向かうことに。

釧路駅(上)、雪は小降り。


今夜の宿は、釧路駅から歩いて 10分ぐらいのところにあるドーミーイン釧路川(シングル禁煙 6,850円)です。ホテルは釧路川の畔にあるので、最上階の大浴場のラウンジからは、天気が良ければ有名な釧路港の夕陽もよく見えます。

幣舞橋(ぬさまいばし)から釧路港方面(上)


夕食は釧路名物の炉端焼き。事前に予約していたお店、あぶり家へ。ホテルからは歩いて3分程です。刺身盛り合わせ(写真はすでに食べました)、蟹コロッケ、アスパラガス、ホッケ焼き魚など、思いのままに頼んで、お会計は 5,590円


帰りにコンビニでスイーツとドリンクの買い物をして、ホテルに戻って大浴場へ。ラウンジのマッサージ器が無料だったので、サービスのアイスキャンディを食べながら 15分間利用させてもらいました。


この日は、もうお腹一杯で、せっかくのドーミーインの夜鳴きそばもパスで。


(つづく)