定年退職後の日々の暮らし

いつか行ってみたかった場所、いつかやってみたかったこと。その「いつか」が「いま」となり、実行に移す日々を綴ったもの。

祝 事務所開設4周年🌸🌸🌸🌸

先月で個人事務所を開いてから丸 4年が経ちました。今月から 5年目に突入です!

開業したときは 5年目なんて考えられませんでしたが、これまで仕事が途切れなくやってこられたことが、とにかく一番嬉しく思うところです。


開業当時の事務所(下)。自宅の一室にとりあえず面談用の設備を整えて、開業届を出しました。


2年経った頃、親戚からソファーセットをもらったので、面談室を広い方の部屋に移しました。こちらはもっぱら接客用で、普段の仕事は別室で行っています。


こうして4年間、順調にやってきたのですが、今月、初めてお客様とのトラブルが発生してしまいました。ある案件をご依頼いただき、それなりの着手金をお支払いいただいてから 1カ月が経過した頃です。


すでに作業に取り掛かっていたのですが、お客様側から出してもらうはずの書類がちっとも送られてこなくて。あまり急かせてはいけないと思い、お伝えしてから 2週間ほど経って連絡してみると、実は...やっぱり本件は中止にしたいと。理由も獏としたものでしたので一応お引止めしましたが、無理に進めるわけにもいかず、そのまま終了となりました(どうやら、別にお金を使いたい要件が出てきたようです)。

これまでの作業分については料金をいただきましたが、ご自身が資料を出さなければ進まない、よって費用もかからないと考えておられたようで、残念ながら納得してはいただけませんでした。


個人事務所なので、通常はお客様の事情はできるだけ考慮するところですが、今回のようにお約束した資料の送付を(勝手に)止めておけば済むものではありませんから、こちらもドライな対応にさせてもらいました。結果論になりますが、もう少しこちらからマメに連絡をしていれば、先方の事情も早めに分かったのではと思うところです。

振り返るとこの4年間には、こちらが積極的に動かなかったために逃してしまったと思う事案がいくつかあります。


例えば、初めての方から電話でかなり具体的なお話があり、ご自身の名前も伝えていただいたのに、こちらの売り込みが足りなかったのか?、その後立ち消えになってしまったことがありました。


また、面談して合意をいただいたので、さっそくサイン用の契約書をお渡ししたのですが提出がないままで。もうご依頼はないだろうと思って、他のお客様を引き受けてしまったところ、数週間経ってから「先日お願いした件で...」と連絡が来たり。その方はずっと頼むつもりでいらしたようですが、残念ながら手一杯でお断りすることになりました。これもこちらから契約書はどうなりましたか?と問い合わせたらよかったですね。すっかり遠慮してしまっていました。


せっかく当事務所に問合せいただいたのですから、5年目の目標としては、もう少し積極的に動いてみることで、いわゆる「取りこぼし」がないように努めたいと思います。


(おわり)