定年退職後の日々の暮らし

いつか行ってみたかった場所、いつかやってみたかったこと。その「いつか」が「いま」となり、実行に移す日々を綴ったもの。

大阪・関西万博 ① 4/23(水)

GWが始まりましたが、私はひと足早く先週のうちに大阪・関西万博に出かけたので、例年どおり自宅で過ごしています。

事前の予想では 4月中はまだ比較的すいていて、チケットも安い(平日前売券 4千円)ということで、開幕時の初期不良がひと段落した頃にさっそく行ってみました。始まる前はいろいろ物議をかもしていましたが、私は早くから行こうと決めていました。
未来が見たいから。

前日15時に新幹線で大阪に到着。まずはホテルに向かいますが、朝からの雨も上がったので、急きょ思い立ち、下見を兼ねて夕方から覗いてみることに(当日夜間券3700円)。ホテルで一休みしてから、地下鉄中央線で夢洲駅へ。

平日17時の夢洲駅、東ゲートへ続くエスカレータ

下り(帰り)の人が多い


東ゲートは夜入場(17時から)の人でごった返していましたが、この日は天候のせいもあって、それでもすいていたのだと思います。なんと大人気の3館をクリアすること。これが効を奏し、翌日の本番は、スムーズに余裕をもって1日中楽しめました。
前日の下見、お勧めです。

入場すると、ミャクミャクがお出迎え


今はおそらく会期中で最もすいているときでしょうから、ここは大人気のパビリオンを攻めてみることに。もし待ち時間が長すぎて諦めるようなら、もういつ来ても入れないということですから。


まず直行したのは、入口付近にある米国館。待ち行列は幸い思ったほどでもなく、とりあえず並ぶと 30分ぐらいで入館できました。待っている間も、ジャズ演奏が始まり楽しませてくれて、

見学ルートの最後には、先の万博の目玉だった月の石が展示されていたので、やっと見ることができた…という満足感で後にしました。


米国館の左隣はフランス館。ここも大人気のパビリオンで、先ほどまで長い列ができていましたが、米国館を出る頃にはだいぶ短縮され、列の後ろに付くとそのまま進むことができました。

なんと待ち時間なしで入館。


館内では、ルイ・ヴィトンとロダンの彫刻の部屋、ディオールの部屋などを廻って、中庭に出たところでおしまいです。


この時点で入場から約1時間ですから、まだまだ時間があり。この勢いで、もうひとつの大人気パビリオン、イタリア館に行ってみることに。イタリア館は入口からかなり遠い位置にあるので、大分歩くことになりました。おかげで会場全体のようすを把握することができました。


イタリア館も混み合っていて、入館まで30分。ここは列の進み方が遅いので、並んで待つのは大変です。でも、展示物はすばらしいものでした。まず、2026年のミラノ・コルチナオリンピックの聖火。続いて、彫刻、絵画、レオナルド・ダ・ヴィンチの書物など貴重な展示が続きます。それらを一人ひとりが写真を撮っていくので、途中でも渋滞が発生してしまいます。ずっとビデオを回して動かない人もいますので、係員がもう少してきぱきとさばいて欲しいですね。これもお国柄なのでしょうか。


ダ・ヴィンチのアトランティック手稿


イタリア館を出ると 20時過ぎでしたから、さすがにお腹が空いてきました。外にイタリア料理のキッチンカ―があったので、ライスコロッケ (1,200円、1個だよ!)と、ピザ(1,500円)を買って、ベンチで食べました。屋台では、ハンバーガーが2000円、ソフトクリームが1000円など、かなりの高額です。翌日はレストランにも入りましたが、総じてレストランの方がまともなお値段でした。

オーストリア館の外の売店で、アイスを購入。小さかったのに 1,480円もしました。

トイレはどこもきれいで、ウォシュレット付き。清潔で利用しやすかったです。外国人はきっと驚くことでしょう。


予想外に、最初から大人気のところに3つも入れて大満足!ここで話題の大屋根リングにエスカレーターで上がってみました。会場が見渡せます。


まもなくドローンショーが始まりました。この日は風が結構強かったのですが、無数のドローンが問題なく浮かんでいました。これが終わると21時で、一斉に出口に向かうように促されます。


出口横の公式グッズの店も21時に閉店ですから、ここで買い物はできません。そのまま東ゲートを出て、地下鉄の駅に向かうことになります。地下鉄は次々に出るので、意外にもすぐに乗車できました。


この日の行動をまとめると、次のとおり。

4/23(水) 17:00〜閉場

 17:15  米国館(30分)
 18:00  フランス館(0分)
 19:00★ イタリア館(30分)

 20:30 大屋根リング

 20:50 ドローンショー

★特に良かったもの。カッコ内は入館までの待ち時間。

大阪での宿は、ダイワロイネットホテル大阪堺筋本町、万博会場へのアクセスも便利です。近くにコメダ珈琲店もありますから、素泊りで一泊14,880円。今回は 2泊しました。


つづく。