私の旅支度(海外編 2:ホテル予約)
旅行で、ホテルの選択は大事です。
さすがにバックパッカーが使うような安宿に泊まったことはありませんが、スコットランドの田舎町では2つ星ホテルや簡素なB&Bも利用してきました。都市部でも、若い頃は節約を心掛けて、少し町はずれの宿を選んでいたこともあります。今、振り返ると、旅全体の思い出が、そのときに泊まったホテルの印象によってかなり左右されています。
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① ホテル選び
今、私が一番重視しているのが、ロケーションです。
観光に便利な場所、できれば徒歩圏内にしています。途中すぐに部屋に戻ることができれば持ち歩く荷物も少なくて済みますし、疲れたときは休憩場所になります。何より、朝から余分な移動で、体力と時間を取られないのがポイントです。
宿泊するエリアが決まったら、基本的には4つ星クラスで、ユーザー評価が良いものを選びます(ただし、レビュー件数が多いこと)。評価が良いホテルはいくつか見つかりますが、その中でも突出して数値が高いホテルを選択します。ユーザーコメントは、評価が低い人のものを中心に読みます。その方がリアルな情報が得られるでしょう。
もちろん5つ星ホテルに憧れますが、4つ星と比べると料金も一気にジャンプしますので、そこは折り合いをつけて…。ドーヴィルの Hotel Normandy ように、ここに泊まりたい!というときは、自分で「せっかくなので…。」という理由をつけて利用します。
② 予約方法
ホテル予約は、基本的にホテルの公式サイトから入れます。
今、Agoda の予約トラブルが話題になっていますが、私も稚内のホテル代が 2重請求されていたことがありました。Agoda 側に連絡すると、それを示すカード会社の明細を送るように言われました。翌月返金されましたが、Agoda 側で 2重請求を調べようとせず、利用者側が不備を証明しないと対応しないスタンスに疑問を感じて、それ以来 Agoda は利用していません。
公式サイトで予約を入れたら、その後に一度、HPの問合せ欄から、丁寧な英文で質問メールを送ります。「チェックアウト後に荷物を預かってもらえるか?」「ホテルの周りのお勧めレストランを教えて?」など、シンプルな質問でOKです。すぐに快い返事が返ってきたら、きちんとした運営のホテルですし、
③ ホテルに到着後は
日本から日中に到着した場合、ツアーだとさっそく市内観光などに連れ出されますが、個人ではホテルに荷物を置いたら、まず Hop-on & off のバスにのって、街をひと回りすることにしています。乗っているだけで、観光地点を廻りながら、イヤホンから日本語で説明が流れてきます。初日は寝不足で疲れているので本格的な観光は2日目からにして、赤い2階建ルーフトップバスから見下ろしながら、街全体の位置関係や距離感などを把握するのに役立てます。
時差解消には、迷わずドリエルを服用します(会社員だった頃、米国出張の多い役員達は皆、睡眠導入剤を利用して時差調整していました)。普段は日常的にはサプリやドラッグは摂りませんが、旅先では、疲れたらアリナミンやビタミンCの錠剤を飲むようにしています。
④ ホテル滞在中
2~3泊程度の連泊では、「Don't disturb」の札を下げて部屋の清掃はスキップします。滞在中ずっと私物を拡げたままにできますから、私はその方が助かります。(5つ星ホテルなどで、アメニティーが素敵で持ち帰りたいときは、毎日清掃に入ってもらいます)。
ゴミだけは毎日捨てて欲しいので、ドアの外にゴミ箱を出しておきます。そして、ホテルに戻ってきたときに、大抵どこかの廊下にはカートが出ていますから、スタッフにひと声かけてタオルを交換したり、足りないアメニティをもらいます。とりあえず、それで十分です。
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長年の経験から、私がたどり着いたホテルの利用方法が、上記のスタイルです。
少なくとも、昨年のポルトガルの Hotel da Baixa、今年のパリの Hôtel Phileas Lazare & Spa - Paris Opéra は、お部屋もきれいで、サービス品質もロケーションも良く、大正解でした。もちろん料金に比べて... のお話です。
(つづく)


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