女ひとり 定年退職後の日々の暮らし

いつか行ってみたかった場所、いつかやってみたかったこと。その「いつか」が「いま」となり、実行に移す日々を綴ったもの。

ホテル予約をいれるとき

旅行が趣味なので、よくホテルを利用します。会社員の頃は国内外の出張も頻繁でした。そんなときも、会社専用の旅行会社に任せずに、出張規定の範囲内で、なるべく自分で探して決めていました。


国内では、基本的に大浴場のある、リーズナブルな値段のビジネスホテルを選びます。リゾートにいくときはホテル滞在も大きな楽しみなので、また違った選び方になりますが。最近、泊まったビジネスホテルで、とくに良かったところを紹介します。どちらも駅の近くで便利なところです。先日の北海道旅行の際にも利用しました。


①「東急ステイ函館朝市 灯の湯(あかりのゆ)」
新築できれいで、お部屋にドラム式の乾燥洗濯機があるのが嬉しいです。函館市場が目の前で、朝6時から開いています。大浴場も広くて気持ちいい。以前、評判の「ラビスタ函館ベイ」にも泊まりましたが、東急ステイの方がより清潔感がありましたし、朝食券をもらって行った函館市場も、混雑せずに入れました。


②「JRイン旭川」
新築でスタイリッシュな雰囲気です。大浴場も広くて気持ちいい。ラウンジもゆったりしていて、いつでもコーヒーが飲めます。旭川駅に接続していて、隣のイーオンには、おしゃれな店舗や食堂街、映画館も入っています。旅先の映画館は、悪天候で観光に出られないときに威力を発揮します。


いつもホテルを決めるときは、まず「一休」の予約サイトで探します。他サイトと比べても、あるレベル以上の良質な宿しか掲載されていないようなので、ここに出ていればひとまず安心です。女ひとり旅なので、清潔感や安心感があるホテルが大前提です。ホテルが決まったら、他サイトでもその価格をひと通りチェックして予約を入れますが、総じて価格面でも一休や、同系列のヤフートラベル が有利なことが多いように思います。


部屋の販売価格は日々変動しますから、いったん予約を入れても、キャンセル料が掛からない限り、その後も時々、価格をチェックします。スーパーセールや、ポイント倍増などで、同じ部屋がさらに安価で出ていることはよくあります。公式サイトが一番安い、と謳っている宿も多いですが、額面はそうでも、旅行会社サイトでは各種ポイント割引が適応されますから、そちらの方が安いことがほとんどです。


新しい価格で利用するためには、現在の予約をキープしたままで、別途、新たな予約を入れることになります。うまくいったら、その後に先の予約をキャンセルすることは忘れてはいけません。この方法で、宿泊当日までに予約価格を1千円から2千円下げることができるのは珍しくありません。


先日、予約サイトの運営会社から、システムの使いやすさや他社と比べた価格について、インタビューを受けました。このとき、予約を取り直さずに価格変更だけできないのか聞いてみましたが、今の仕組みでは、やはり別の予約として入れるしかないそうです。ただし、一連の手続き作業はコンピュータが自動でやってくれるので、担当者の手を煩わせることはないとのこと。少し安心しました。


そうは言っても、小さな旅館などになると、頻繁に予約が入ったりキャンセルになったりするのに、いちいち手作業で対応しているところもあるようです。一度、チェックイン時にフロントの方に、わざわざ予約を取り直した理由を聞かれたことがあります。


また、ある予約サイトでは、毎朝その日の空室を「当日割」というスーパー価格で販売していることもあります。そうした宿を利用する際は、事前に宿泊する日に空室があることを確認しておいて、出発後の列車の中から当日割で押さえます。実際に周りの宿泊客と、お部屋や食事などにも差異はありませんでしたから、本当にお得でした。こんなことができるのも、会社員でなくなり、自由に動けるようになったからに他なりません。


(写真は一休.com サイトから)