女ひとり 定年退職後の日々の暮らし

いつか行ってみたかった場所、いつかやってみたかったこと。その「いつか」が「いま」となり、実行に移す日々を綴ったもの。

退職して思うこと(1)

自分の定年退職をひと言でいうと、刑期を終えた、というのが率直な感想です。


周りからは、「寂しくないですか?」「再雇用で残らないのですか?」とか、「転職先はどこですか?」など、今のモードを継続するのがあたりまえのように言われましたが、自分では、定年までは勤めよう、その後はすっぱりやめようと、早くから決めていました。IT業界ですから技術の進展が早く、就いていくのが大変だとも思っていました。



もう朝から電車に乗らなくていい、ということだけでもホットします。定年後も再雇用制度はありますし早くから在宅勤務が自由な職場だったので労働環境は良かったのですが、結局プロジェクトの一員として働くので手を抜けず、従来どおりのプレッシャーと仕事量が予想されました。


今では女性が当たり前に社会で活躍するようになりましたが、現時点で定年までそのまま正社員として勤め卒業した人は、まだまだ少ないのではないでしょうか。私が入社した1985年当時は、企業で女性が総合職(いまは死語ですね)で働いている例は少数でしたから、そのままゴールまで行った人はさらに少ないでしょう。



いろいろありましたが、長年がんばってきたお陰で、あまり貯金が得意でなかった私でも企業年金の恩恵にあずかって、退職しても生活はなんとかやって行けています。ブログでは、これまでのことと、いま現在の日々を並行して綴っていこうと思っています。


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