女ひとり 定年退職後の日々の暮らし

いつか行ってみたかった場所、いつかやってみたかったこと。その「いつか」が「いま」となり、実行に移す日々を綴ったもの。

事務所の応接室を整えました。

これまで母親が使っていた部屋を片付けて、新しく事務所の面談室にしました。先月、施設に入ったので部屋があいたからです。

ソファーセットは、2年前に開業したときに親戚から中古で譲り受けたもので、おそらく昭和30年代のものです。もともと祖父の家にあったものですが、あまり使っていないようで、椅子はきれいなままの革張りで、包み込むような座り心地です。

一方で、テーブルの方はすっかり古びていて、そのままでは使えそうもなく、長らく放置状態だったものです。幸い今回のタイミングで、なんとか復活させることができました。


まず、お風呂で丸洗いして汚れを落としてから、
チーク色のペイントと、上塗りグロスを買ってきて、それぞれ3度塗りぐらいしてみました。そうしたら板表面の荒れも気にならなくなり、アンティークのいい味が出てきました。


この部屋は、元から作り付けのカーテンレールがあったので、この際、絵画2点も掛けてみました。


こちらは笹倉鉄平の一枚「ル・パレ」。
昔からこの画家のファンでしたが、とても手を出せる価格ではなかったので、ずっとジグソーパズルで我慢していました。数年前、ふと立ち寄った画家の展示会で、このシリーズのリトグラフだけ何かの記念とかで破格の値段で発売されていたので、私にも買えた1枚です。

こちらは複製ですが、米国東海岸にある田舎町「ストックブリッジ」のメインストリートの風景を描いたものです。かわいい雰囲気の町でした。

普段の仕事は、となりの事務机がある部屋で行いますので、文具、プリンター、本、資料などは相変わらずそちらの方です。いつも散らかっていて、お客様との面談の際も気になっていたので、今回これで解決できました。